祝い事などの贈答花として喜ばれる花の1つ胡蝶蘭。
金額も色々ですが、よく使われるのは15,000円から50,000円の胡蝶蘭です。
初めて胡蝶蘭を購入する方にとっては少々敷居の高い胡蝶蘭ですが、同じ金額で他の花ギフトを考えると、胡蝶蘭のコストパフォーマンスはかなり高いと思います。
移転祝、就任祝いなど、お祝い事によっても様々な金額帯がある胡蝶蘭ですが、お勧めは15000円からの胡蝶蘭で、予算が10,000円でと言う方にはミニ胡蝶蘭をお勧めいたします。
日本では胡蝶蘭のその姿かたちが美しい蝶のように見えることから「胡蝶蘭」という名前が付けられました。
胡蝶蘭のもともとの属名、学名は「ファレノプシス(phalaenopsis)」と呼ばれています。
これは胡蝶蘭の花の形状が蛾に似ていることにちなんでいます。
胡蝶蘭、ファレノプシスの語源はギリシャ語のphalaina(蛾)とopsis(似る)、このふたつの単語に由来したとされています。
胡蝶蘭とは熱帯雨林などで、成長の際に他の植物に絡んで生息する着生蘭を鑑賞用に品種改良したものです。蘭にも色々ありますが、ここでは更に胡蝶蘭についてご説明いたします。
胡蝶蘭はなぜ高価なのでしょうか。4つの理由があります。1、海外からの苗を取り寄せる
2、国内で生育するための費用
3、生育期間の長さ 4、商品にするまでの手間
胡蝶蘭の最初の一年は、タイや台湾などで育てます。この苗を国内へ持ってくるのですが、この時点で苗の購入費、輸送費、それに付随する権利などである程度のコストが発生します。
それから国内で育てるためには莫大な電気代などのコストがかかります。胡蝶蘭は年間を通して20度そこそこの室温が必要です。
また湿度などにも弱いので、この状態をコントロールするにはかなりのコストがかかります。
そして次にこの生育期間です。胡蝶蘭が商品として完成するまでにはおおよそ、3年程かかります。
その期間胡蝶蘭が育ちやすい環境を維持するのですから、コストは半端ではありません。
最後に胡蝶蘭を商品として完成させる手間です。置いておけば販売しているような胡蝶蘭の形に成長するわけではありません。
本数により1本、1本を鉢に移しワイヤーなどで曲げて、3本5本と仕立てていきます。
この仕立てにもかなりの技術が必要で、誰でも直ぐにできるわけではないのです。
ここまで胡蝶蘭について色々ご説明しましたが、いざ購入するにはどのような、いくらぐらいの胡蝶蘭が良いのか迷うところです。
むつ美花店では、胡蝶蘭の予算、用途、お届け日を頂ければ、それに合った胡蝶蘭をお探し、お勧めいたします。
また、実際の店頭にある胡蝶蘭をアプリなどを使用する事によって確認、購入することも可能です。